クラミジア検査

クラミジアの検査の前に・・・

クラミジア感染症というのは、世界で一番感染者が多い性感染症ですが、自覚症状が分かりづらいために、感染しても気がつかないことが多く、検査に訪れる方が少ないため余計に感染者が増えるという悪循環が出来てしまっている感染症です。

クラミジアというのは、何種類かある細菌の一種ですが、性病の原因となるのがクラミジアトラコマチスという細菌です。この細菌は、結膜炎を起こすのと同じものですが、成人の場合、必ず結膜炎を起こす訳ではなく、主に性病の原因となる場合が多いです。クラミジアトラコマチスに感染することを、クラミジア感染症といいますが、男性は尿道に、女性は子宮頚管や円柱上皮細胞に感染しやすいという特徴をもっています。。



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クラミジアに感染すると・・・

クラミジアトラコマチスが細胞の中で増殖して、いろんな障害を起こします。ただし、クラミジアの症状というのは、はっきり自覚することもないまま、1ヶ月ほどで症状は消えてしまいます。そのため、感染していても気がつかず、合併症を起こしてから、感染症に気がつくというのがクラミジアの特徴です。

クラミジアは、温度が37度ぐらいで湿気が多い場所を好み、またその環境が一番繁殖しやすいので、女性の性器というのはクラミジアにとって最適な構造になっています。また、感染経路も、女性は子宮頚管から感染していきますが、男性は尿道から感染します。つまり、男性の場合クラミジアに感染しても、お小水をする時に流されてしまう確率が高いので、クラミジアになりにくいという事があります。ですから、クラミジア感染者は男性より女性の方が多いというのも、もうひとつのクラミジアの特徴です。

感染した場合、どんな症状が出るの?

クラミジアというのは、男性でも女性でもかかる病気ですが、その症状というのはそれぞれ違います。まず、女性に感染した場合は、子宮頚管から感染するので、子宮頚管炎になってしまいます。このときの症状は、おりものが多くなったり、不正出血するということが多いのですが、女性にとってはありがちな症状なので、病気だと気がつかないようです。また、子宮頚管炎の時点で治療をしないと、クラミジアは子宮内膜に侵入してきます。このときの症状も、おりものが増える、お腹が痛くなるなどの軽い症状で、しかもすぐに治ってしまうので、やはりクラミジアに感染していることに気づかないようです。

次に、卵管まで侵入し、卵管が炎症を起こすと熱が出たり、腹痛が起こったりします。ちなみに卵管で炎症を起こすと卵管が詰まってしまい、2つの卵管が両方つまると自然に妊娠できなくなります。クラミジアが卵管を通り越すと、最後は腹膜で炎症を起こしてしまう場合がありますが、ここまできても症状は、たいしたものではありません。いずれの場合も、症状としては、クラミジアの初期はおりものや軽い出血、内部に侵入していくほど、腹痛や発熱などが出てくるようです。

ただし、どんな症状もあまり持続せず収まってしまったり、病気だと感じるほどの症状ではないため、見逃すことが多いようです。女性の場合、クラミジアに感染すると、不妊症や子宮外妊娠などの原因になるので、検診を受けるようにした方がいいでしょう。

男性の場合は、おしっこをする時に痛みがある尿道炎という症状が出ますが、膀胱炎ほどひどい痛みではありません。どちらにしても、クラミジアの症状というのは、あまり特徴がないので、できるだけ産婦人科などで定期的に検診を受けることをお勧めします。


クラミジアの治療・検査の前の予備知識

クラミジアの治療方法というのは、その症状や重さによって違います。症状によって、飲み薬だったり点滴を打ったり、1日だけでよかったり、治るまで1週間かかる薬もあります。一番軽い症状の場合は、抗生剤でジスロマックというものを1日だけ服用すれば治ってしまいます。ちょっと重たい症状だと、クラリスやクラリンシッド、クラビットなどを1週間服用します。

症状が腹膜炎まで起こしてしまっているときは、通常、ミノマイシンを使って点滴治療をして治します。妊婦さんがクラミジアにかかってしまっている場合は、新生児に感染する恐れがあるので、ジスロマックなどで治療して治します。 もし、クラミジア結膜炎にかかってしまっている場合は、成人でも乳幼児でも、抗生剤の内服液を3週間、眼軟膏を8週間続けなければいけません。

クラミジアは放っておくと不妊の原因ともなる恐ろしい病気ですし、発見が遅れるとそれだけ治療にも時間が掛かってしまいます。少しでも心当たりがある、またはクラミジアの症状かもしれないと思ったら早めに検査を受けるようにしましょう。

クラミジアの自宅検査について

クラミジアに罹ったかな?と思ったらすぐに病院で検査をして貰うのが一番です。しかし、病院に行きにくいという方も多いと思います。そんな時はクラミジアを始め性感染症の検査を自宅で行うことができる方法もあります。

電話やインターネットで申し込み、検査キットを郵送してもらう方法で、結果は電話またはインターネットで知ることができます。パスワードなどで個人情報はしっかり保護されていますし、内容が分からないように梱包してくれますので家族や、他人に知られることなく検査をすることができるので便利です。

クラミジアの自宅検査方法は男性は尿を採取、女性は子宮頸部で5〜10秒間回転させた綿棒を送り返すことになります。検査費用は3000円〜5000円程度です。
病院だと人の目があるしちょっと…という方はこうした自宅検査をおすすめします。